「正しいやり方」を探してしまう私たち

こんにちは、鈴木です。
何かを始めるとき、つい「正解」を探してしまいませんか?
SNSやネットを見れば、“これさえやれば成功!”というテンプレートがあふれています。
私も昔はそれを信じて、まず検索。そしてマニュアル通りにやればうまくいくと思っていました。
でも実際にやってみると──結果が出ないし、何より楽しくない。
あるときふと気づいたんです。
「あれ、私って“自分”を置き去りにしてない?」 って。
雑談に隠れている“ヒント”
ジムでお客様と話していると、トレーニング中の何気ない会話が宝の山なんです。
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「昨日の夜ご飯、遅くなっちゃってさ」
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「最近寝ても疲れ取れないんだよね」
こういう一言に、体の不調のヒントがいっぱい隠れています。
例えばあるお客様。
「最近寝れなくて」と話していたので詳しく聞いたら、仕事で新しく入った人とのコミニケーションが
うまくいっておらず悩んでて寝れてない。
詳細は話せないのですが、とある提案したら
数週間後には「心もほぐれて少し睡眠時間を長く摂ることができました!」と嬉しい変化が。
これ、堅苦しいカウンセリングじゃ絶対に出てこない話。
雑談だからこそ、本音が自然に出てくるんです。
マニュアルに縛られていた頃
実は私も昔は、きっちりカウンセリングして
「これが正しい食事です」
「このトレーニングが王道です!」
とマニュアル通りにやっていました。
でも、頭で理解しても続かない人が多い。
結果、お客様も私も疲れてしまうんです。
そこで一度、全部のやり方を手放してみることにしました。
今のスタイルは「まずおしゃべり」
今はまず、おしゃべりから始めます。
好きな食べ物、仕事の話、ハマっているドラマ…。
そんな雑談の中で自然に、生活リズムやストレスの原因が見えてきます。
こちらが構えないからこそ、
「改善点」や「不調の原因」が勝手に浮かび上がってくる。
テンプレは“道具”、でも“絶対の正解”じゃない
もちろんテンプレやマニュアルが悪いわけではありません。
むしろ最初の入り口としてはすごく役立ちます。
でも、それを“絶対の正解”にしてしまうと、
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相手を感じる力
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自分で考える力
が育たないんです。
まとめ:一番大切なのは“目の前の人”

だから私は今日も、テンプレより目の前のお客様を大事にします。
日常会話の中から、その人だけの答えを一緒に探す。
それが結局、一番楽しくて、一番結果が出る方法なんです。
自分の良さは他の人に聞いてみて、それを一番育ててあげることが
大切だと26歳の若造は感じています。