秋になるとやる気が出ないのはなぜ?

こんにちは、鈴木です。
秋になると「なんとなく気分が沈む」「やる気が出ない」と感じる人が増えます。
実はこれ、季節性の変化による脳とホルモンの反応が関係しています。
『 主な原因 』
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日照時間の減少
太陽光を浴びる時間が減ると、脳内の「セロトニン(幸せホルモン)」の分泌が減少します。
セロトニンが減ると気分が落ち込みやすくなり、やる気も低下します。 -
気温・気圧の変化による自律神経の乱れ
昼夜の寒暖差や台風などの気圧変化が、自律神経のバランスを崩します。
その結果、疲れやすさや集中力の低下が起こりやすくなります。 -
“夏バテ後遺症”による慢性疲労
夏の暑さで体力を消耗しているのに、気温が下がると急に眠気や倦怠感が出ることも。
つまり、秋のモチベーション低下は「意志が弱いから」ではなく、生理的に自然な反応なんです。
最近、日の入りが早くなるのが体感できるほどになりましたね。
前までは19:00ぐらいまで明るかったのに、仕事終わって家に帰る際に暗い中帰るとなんとなく
気分も落ちますよね。
「3つのマインドセット」
① “完璧主義”をやめて「回復思考」に切り替える
心理学では、常に100%を目指そうとする人ほど自己効力感(やればできる感覚)を失いやすいといわれています。
秋は「回復の季節」。
頑張るよりも、“整える”ことに意識を向けましょう。
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無理な予定を詰めすぎない
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「今日はここまででOK」と区切る
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休む=サボりではなく、エネルギー充電
完璧主義を手放すことで、ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌が抑えられ、自然とやる気が戻ります。
お客様の中でも予定を詰めすぎてしまうことが多く、断ることも大切だと実感しています。
② 「小さな行動」にフォーカスする(行動科学の法則)

行動科学の分野では、「モチベーションは行動の結果として生まれる」と言われています。
つまり、“やる気があるから行動する”のではなく、“行動するからやる気が出る”のです。
おすすめは「小さなゴール」を設定すること。
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机を5分だけ片づける
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朝日を浴びる
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1ページだけ本を読む
この“小さな成功体験”がドーパミン(やる気ホルモン)を刺激し、自然とモチベーションが戻っていきます。
一気にやろうとするから人間疲れやすいです。
ゲームのように「雑魚敵→小ボス→中ボス→ラスボス」とステップアップすればいいのです。
③ 自然の中で「マインドフルネス」を実践する

紅葉や金木犀、秋風など、自然が豊かな秋はマインドフルネス(今この瞬間に集中する意識法)に最適です。
スタンフォード大学の研究によると、
自然の中で10分間過ごすだけでも、ストレスホルモンの分泌が低下し、前向きな感情が増える
とされています。
外に出られない日でも、
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ベランダで深呼吸をする
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部屋に秋の香り(アロマ)を取り入れる
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仕事の合間に窓の外を見る←鈴木よくやってます。
これだけでも脳がリラックスし、集中力が戻ります。
まとめ:秋は「整える」季節
秋のモチベーション低下は、あなたが怠けているわけではなく、脳と体の自然なサイクルです。
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完璧主義を手放し、回復を意識する
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小さな行動で“やる気の火”を再点火する
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自然とつながり、心をリセットする
無理に頑張るより、整えることで結果的にパフォーマンスは上がります。
焦らず、秋のゆるやかな時間を“自分のリズムを取り戻す季節”にしてみてください。
Xcount fitnessではそんなマインドの持ち方も教えています!
やる気が出ない今だからこそ、他人と差をつけられる季節です♪