「秋ラン、油断して風邪をひきやすい」

夏の暑さが落ち着き、「やっと走れる!」と張り切っていた9月の終わり。
気温もほどよくて最高…と思っていたのに、
翌日、喉が痛くて風邪をひいてしまったお客様がいらっしゃいました。
原因は、服装選びのミス(汗
夕方の気温が思ったより下がり、汗をかいたあとに冷たい風を浴びて冷えたのです。
秋は過ごしやすい季節だけど、実は温度差に一番気をつけたい季節なんです。
1. 秋ランの基本は「気温×時間帯」で服を選ぶ
秋は日中と朝晩の気温差が激しい!
以下の目安を覚えておくと便利です
気温 | 服装の目安 | ポイント |
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20℃以上 | 半袖+ハーフパンツ | 夏とほぼ同じ。通気性重視。 |
15〜19℃ | 半袖+薄手の長袖 or アームカバー | 走り出しの肌寒さに対応。 |
10〜14℃ | 長袖シャツ+薄手のウィンドブレーカー | 冷たい風が出る時間帯に◎。 |
9℃以下 | 冬寄りの装備(防風・手袋など) | 朝ランや夜ランなら要対策。 |
「最初は少し寒い」くらいがちょうどいい!
体温が上がると一枚多く感じます。
2. おすすめ“秋ラン”ウェア
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トップス:吸湿速乾Tシャツ+薄手パーカー(脱ぎやすいジップ式)
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ボトムス:通気性のよいショートパンツ+薄手タイツ
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シューズ:通気性よりもフィット感重視
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小物:キャップ or ネックゲイター(朝晩の風対策に便利)
特に「パーカー」は温度調節がしやすくて神アイテム。
脱いでも腰に巻けるし、体温管理がしやすいんです。
3. 汗冷え&体調管理のポイント
秋は空気が乾燥し始める時期。
夏ほど汗をかかない分、水分不足や汗冷えに気づきにくいです。
対策メモ
走る30分前にコップ1杯の水を飲む
走ったあとは汗をふいてから上着を羽織る
長時間のランではドリンクを持参
汗を放置して冷えたせいで風邪をひいたことがあるので、
「終わったらまずタオルとパーカー」が習慣になりました。
4. モチベーションを上げる“秋ならではの工夫”
秋は気持ちよく走れる反面、
“なんとなくやる気が出ない日”も増える季節。
そんなときは、ちょっとした「気分づくり」が効きます
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紅葉の見える道を選ぶ(景色がご褒美になる)
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秋限定プレイリストでテンションUP
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朝ラン後の温かいドリンクを“ご褒美”にする
秋は“継続の季節”。楽しむ仕掛けを自分で作ると、続けやすいです。
5. 秋ランの魅力を味わおう

朝の空気が澄んでいて、日差しも優しい。
走っていると、どこか心が整う感じがする。
夏の「我慢ラン」でもなく、冬の「根性ラン」でもない、
秋だけの“心地よいラン”があるんです。
季節が変わる今こそ、
自分のペースで外に出てみてください。
まとめ
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秋は“気温差”を意識した服装がカギ
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気温15〜20℃前後なら薄手パーカーが万能
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汗冷え防止&体温管理で風邪知らず
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紅葉ランや音楽でモチベーションUP
涼しさを味方にして、秋のランニングをもっと楽しもう !